万古の神殿を進めている。
カーリーを撃破して、探索を進めている。
魔王城と比べるととても快適だ。
この差はなんなのだろうか。
あれか。魔王城は攻め込まれることを想定しているからアレな事になってるのか。
万古の神殿は、一応資格を持った者を向かい入れる建物だから防衛設備は必要ないのかもしれない。
いずれにせよ、万古の神殿内の長いストレートを走り抜けるのはとても気分が良い。
厳かな雰囲気の神殿、さほど多くない敵、大量の経験値、とても快適だ。
これだよ。
とても楽しい。
途中、時間が止まる仕掛けがあったが、特に悩むこともなく進むことができた。
ただ、敵として出てきたアドラメレクには少し驚いた。
少し前のサブクエストのボスとして出てきていたのに…。
通常の敵では、カーリーとギリメカラの組み合わせが経験値的にとてもおいしい。
真女神転生の経験者であれば、もう無意識に判断するのだろうが、
ギリメカラは要注意だ。
この敵は、全シリーズを通して(多分)物理攻撃を反射する。
まちがっても、こいつに通常攻撃を仕掛けてはならない。
少し脱線するが、ギリメカラが猛威を振るったのは、真女神転生I・Ⅱだろう。
真女神転生Ⅰ・Ⅱでは一回の戦闘で出現する敵の数が多い。
いちいちMPを消費する魔法攻撃を使っていては、長いダンジョンを攻略できない。
それでは具体的に、どうするのか。
私は、「オート戦闘」を使用していた。
うろ覚えだが、オート戦闘を始めると、味方は通常攻撃しか行わない。
敵側は普通通りに攻撃してくる。
デメリットしかない様な「オート戦闘」だが、一つ、大きなメリットがある。
何か。
めちゃくちゃ戦闘が早く進むのだ。
これは、本当に早い。本当に快適なのだ。
「オート戦闘」をキャンセルしない限り、敵味方が全滅するまで超速で戦闘を進めるのだ。
ある程度味方を強くした後は、オート戦闘で雑魚敵を殲滅しながらMP温存、ダンジョンボスを目指すというのが、ダンジョン攻略のパターンとなっていた。
そんな便利な「オート戦闘」
通常攻撃を反射するギリメカラに使用するとどうなるのか。
答えはシンプルに、味方が超速で全滅していく。
いや、誰か通常攻撃が効かない事に気付いてくれよと思うのだが、
悲しいかな、レミングスの様に、パーティーメンバーはギリメカラに切りかかって、力尽きていく。
そんな、悲しい記憶を心に刻んでいる真女神転生の経験者は、
ギリメカラの名前とあの姿を見た瞬間、無意識に魔法攻撃に切り替えるのだ。
うん、躾けられたとも言えるなコレは。
そんなこんな、順調に進んでいたところ、急激に敵が強くなった。
ビックリだ。
敵の名前は 魔王「シュウ」。レベルが87、HPは脅威の2000越えだ。
ここで私は、パーティーメンバーの強化に着手した。
膨大な経験値は魅力的だが、このままでは、倒すのに時間がかかると判断した為だ。
温存していた「福音書」「魔導書」を大量投入。
正直、ヒロインはストリー上、どこかで脱落するのかと考えていたのだが、この終盤まで脱落しなかった事から、最後までいると判断した。
前にも述べたが、ヒロインのスキルは我々パーティーメンバーには非常に有用だ。
いままで惜しんでいた分も含め、ヒロインに大量投入、一気にレベルを上げる。
また、仲魔の各種パラメーターを上げる香も、これまたヒロインに大量投入。
主力であるアマノザコ、オーディーンの弱点を潰し、
主人公の属性防御はアマノザコのものを継承、かつ弱点を潰した。
ここまでやると、さすがに怖いものは何もない。
アマノザコとヒロインは万能属性のメギドラオンで攻撃
オーディーンは、雷属性が効かない敵にはグングニル(物理属性だが、耐性を貫通する)
主人公も万能属性で攻撃を行う。
もはや、敵側の属性耐性を気にする必要は無くなった。
さぁ、一気に進めようか。
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